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Q&A
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抵抗値及び抵抗値許容差(精度)の表記について
抵抗値
mΩ表記 | Ω表記 | KΩ表記 | MΩ表記 | Rを使った表記 | ||||
0.1mΩ | = | 0.0001Ω | = | = | = | R0001 | ||
1mΩ | = | 0.001Ω | = | = | = | R001 | ||
10mΩ | = | 0.01Ω | = | = | = | R010 | ||
100mΩ | = | 0.1Ω | = | = | = | R100 | ||
1000mΩ | = | 1Ω | = | = | = | 1R00 | ||
10Ω | = | 0.01KΩ | = | = | 10R0 | |||
100Ω | = | 0.1KΩ | = | = | 100R | |||
1000Ω | = | 1KΩ | ||||||
10KΩ | = | 0.01MΩ | ||||||
100KΩ | = | 0.1MΩ | ||||||
1000KΩ | = | 1MΩ |
抵抗値許容差(精度)
%表記 | アルファベット表記 |
±0.005% | V |
±0.01% | T |
±0.02% | Q |
±0.05% | A |
±0.1% | B |
±0.25% | C |
±0.5% | D |
±1% | F |
±2% | G |
±3% | H |
±5% | J |
±10% | K |
±20% | M |
用語の説明
定格周囲温度
規定の定格負荷(電力)を加えて連続使用できる抵抗器の周囲温度の最高値。抵抗器を組み込んだ機器内部における抵抗器の周囲の温度であり、機器外の空気温度ではないことに注意して下さい。
定格電力
定格周囲温度において連続して負荷できる電力の最大値。
定格電圧
定格周囲温度において連続して印加できる直流電圧又は交流電圧(商用周波数実効値)の最大値をいい、定格電力と公称抵抗値を用いて、次式により算出した値となります。
電圧(E)=√W・R
但し、最高使用電圧を超えないものとします。
電圧(E)=√W・R
但し、最高使用電圧を超えないものとします。
臨界抵抗値
最高使用電圧を超えることなく定格電力を負荷できる最大の公称抵抗値。
臨界抵抗値においては、定格電圧と最高使用電圧が等しくなります。
臨界抵抗値においては、定格電圧と最高使用電圧が等しくなります。
最高使用電圧
抵抗器又は抵抗素子に連続して印加できる直流電圧又は交流電圧(商用周波数実効値)の最大値。ただし、臨界抵抗値以下では印加できる電圧の最大値は定格電圧となります。
最高過負荷電圧
過負荷試験(JIS C 5201-1 4.13)において、5秒間又は10秒間などと個別の製品規格で規定された時間だけ印加可能な電圧の最大値。
ただし、規定された最高過負荷電圧を超えない電圧とします。
耐電圧
耐電圧試験(JIS C 5201-1 4.7)において、電極と外装の指定箇所の間に1分間印加可能な交流電圧(商用周波数実効値)。
電力軽減曲線
周囲温度とその温度において連続して負荷できる電力の最大値の関係を示す曲線。一般に百分率で表します。
抵抗温度係数
抵抗器の使用温度範囲内で、規定の温度間における1℃あたりの抵抗値の変化率をいい、次式で表されます。
R:t℃における抵抗実測値(Ω)
R0:基準温度における抵抗実測値(Ω)
t:試験温度の実測値(℃)
t0:基準温度の実測値(℃)
R0:基準温度における抵抗実測値(Ω)
t:試験温度の実測値(℃)
t0:基準温度の実測値(℃)
温度係数(ppm/℃以内) | 記号 |
±1 | N |
±2 | R |
±3 | S |
±5 | U |
±10 | Y |
±20 | T |
±30 | L |
±50 | Z |
±100 | P |
±150 | J |